原料費調整制度

原料費調整制度について

原料費調整制度とは、LPガスの輸入価格や為替レートの影響による原料費の変動に応じて、LPガスの従量料金を毎月調整する制度です。

1.原料費調整制度の算出方法

従量料金に対する原料費調整制度は以下の算式に基づいて算出致します。

調整単価(円/m3)=(平均原料価格 ー 基準原料価格)÷ 0.482 ÷ 1,000
平均原料価格 =(合成CP×70%+(MB+86)×30%)×為替+フレート
  • 合成CP(前月CP+当月CP)÷ 2
  • CP:サウジアラビア国営石油会社であるサウジアラムコ社が決める通告価格
  • MB:テキサス州モントベルビュー市にあるプロパンガス基地における取引価格
  • 為替:前月TTS平均レート
  • フレート:LPガス海上輸送費用
基準原料価格

2010年7月の原料価格56,113円/トンを基準とします。
平均原料価格が基準原料価格より2,410円以上変動した場合にm3当たり5円単位で変動します。
その時、5円未満の端数が生じた場合は二捨三入とします。

換算率

プロパンガスの重量から体積への換算率は行政の指導に基づき、以下の値を採用します。

1Kg = 0.482/m3

2.適用期間

調整単位料金の適用期間は以下のようになります。

原料価格の算定月従量料金への適用月基準原料価格の算定月
1月当年 4月検針分2010年7月
2月当年 5月検針分
3月当年 6月検針分
4月当年 7月検針分
5月当年 8月検針分
6月当年 9月検針分
7月当年 10月検針分
8月当年 11月検針分
9月当年 12月検針分
10月翌年 1月検針分
11月翌年 2月検針分
12月翌年 3月検針分

3.原料費調整による従量料金変更のお知らせ

2025年1月検針分ガス料金は、2024年12月料金比『-5円/m3』となります。
※コミュニティーガス等除く